COSPA パナマ野生蘭保護活動

パナマ野生ラン保護活動

*動作環境・閲覧環境について

■千葉大学とパナマ大学の取り組み
千葉大学とパナマ大学は今後、絶滅が危惧されるパナマの野生ランの保全に植物工場等の技術を活用することを計画しているそうです。詳細を読む…

パナマのオンシジウムと仲間たち
明智代表の書いた「パナマのオンシジウムと仲間たち」と言うパナマのランに関する書き物が、全日本蘭協会(AJOS)の機関誌OrchidsNo.57に掲載されました。学術的な内容ですが、分かりやすく噛み砕かれてたくさんのランの写真とともに書かれています。ご興味のある方は、COSPAのメールアドレスまで問い合わせください。 詳細を読む…

掲載情報
APROVACAに派遣されているJICA隊員木村歩美さんの「日本人が愛したパナマ野生蘭」が日本パナマ友好協会機関紙「パナマ」に掲載されました。詳細を読む…


活動の目的

パナマ市民と協力して、絶滅に瀕したパナマの野生蘭を保護することを目的としています。
野生蘭が絶滅する主な原因は熱帯雨林の伐採です。さらに、熱帯雨林で野生蘭を採取して、販売することも絶滅に拍車をかけています。
COSPAは「パナマの野生蘭保護」を意味するスペイン語の頭文字からなります。 Conservacion de Orquideas Silvestres de Panama

具体的活動

COSPAは野生蘭保護センター(2002年、日本の援助でパナマ共和国コクレ県エルバジェに設立)を運営する蘭栽培者協会を支援します。協会会員や一般市民に野生蘭及びその生育環境を守る自然保護教育を行い、蘭栽培の技術指導、絶滅危惧種の人工増殖の指導、栽培蘭の販売による地域住民の生活安定、熱帯雨林保護と蘭を主体とした地域開発などを目標に活動しています。

パナマ現地の活動場所 エルバジェ(El Valle)

エルバジェはパナマ市の西、約120kmに位置し、中米最大のエルバジェ火山のカルデラ湖跡にできた直径5kmの盆地です。
おおよそ100年前、初期の農業開拓者がこの地に入り開発するまでは熱帯雨林と湿原に覆われた自然の楽園で、多数の蘭が自生していたといわれます。

盆地は標高約600m、周囲は1000mを超える外輪山に囲まれています。気温は一年を通じて20度から30度と快適で、パナマ市からも車で1時間半と交通の便も良いために別荘観光地として開発が進められ、現在では国内外からも多くの観光客が訪れるようになりました。

この地の蘭は種類が多いばかりでなく、他には見られない固有種も多く、識者の間では蘭の故郷と高く評価されています。
しかし環境配慮に欠けた開発が進んでいて、熱帯雨林の伐採など急速な生育環境の破壊によって多くの蘭が絶滅の危機に瀕しています。

ラン栽培者協会の設置

エルバジェでは野生蘭を山から採取し観光市場で売ることにより生計を立てている住民がいます。
しかし野生蘭の数は年々減りつつあり絶滅が危惧されるうえに、将来的な収入源の確保も危ぶまれます。
そこで栽培して野生蘭を保護するという目的で非営利法人の蘭栽培者協会を住民によって2001年に設立。翌年の2002年には日本の支援で蘭保護センターが建設され、現在も住民のボランティア活動によって運営されています。

我々COSPAは当面、蘭栽培者協会を支援してエルバジェの野生蘭を保護し、蘭の栽培技術や自然保護教育を地元住民に提供する活動を継続的に行っています。将来は地元住民が美しい蘭を栽培して、町全体を飾り、この地をパナマの蘭の名所にしていきたいと考えています。
また、パナマの人たちが各地に蘭保護センターを作り、この国にエコツーリズムを展開することに協力していきたいと考えています。