COSPA パナマ野生蘭保護活動

はじめにお読みください~パナマの野生蘭~

 COSPAは2003年多くの関係者の御支援の下、CD版「パナマの野生蘭」を
作成しました。今回、本CDの内容を修正したり、新しく野生蘭の写真を追加
されたりして、WEB版を刊行することにしました。
 CD版「パナマの野生蘭」は主に明智洸一郎及び三浦ふづきが撮影した野生蘭
の写真を使用しましたが、その後兵藤三尚らCOSPA会員により多くの写真が撮
影されました。

 また、ラン科植物の属名や種名が変更されたものもあります。例えば、従来
Cattleya属とされていたパナマや中米諸国に分布する二葉性の植物は現在
Guarianthe属に分類されています。これらの点も見直しました。

 本企画は明智洸一郎、兵藤三尚、本間学、WEB編集は須山那津実が協力して
推進しました。
 制作者の三浦ふづきはこよなく愛したパナマで2006年1月 亡くなりまし
た。謹んで哀悼の意を表します。
 パナマの野生蘭への理解が深まることが、絶滅の危機にある植物の保護活動の
促進に資することを期待してやみません。
 なお、本「WEB版 パナマの野生蘭」を作成するにご協力をいただいたAPRO-
VACAやCOSPAの会員に謝意を表します。

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COSPA: ランの解説、写真
須山 那津実: WEB編集

                                                 COSPA



パナマのランについて
 
 

 パナマのランは南米大陸起源ですが、南米のランと異なる多くの特徴を有して
います。このことがパナマのランの貴重な大きな理由です。

 ラン科植物は恐竜が闊歩(かっぽ)していた約1億年前にゴンドワナ大陸で生ま
れ大陸の移動とともに世界に広がりました。
 少なくとも約5000万年前の始新世にはランは南米大陸に広く分布していた
ものと思われます。
 しかし、南北アメリカ大陸は海で隔てられていて、約350万年前パナマ地峡が
成立して、始めて南米のランはパナマ以北に分布を広げたと考えられます。

 ランは南アメリカ大陸では長い時間をかけて進化し、分化して今日の状態に
なりました。一方、パナマを含む中米のランは新しく進入した植物で今活発に
分化が進み分布を広げているところでしょう。パナマのランはこの様に独特で
貴重な特徴のある植物です。

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