Los Congos(ロス・コンゴス)

15世紀ごろパナマにはアフリカのコンゴやギニアから多くの黒人奴隷が連れてこられました。彼らは過酷な労働や劣悪な待遇から逃れるため、コロン県ポルトベーロやノンブレ・デ・ディオスなどで反乱を起こし、ジャングルに逃げ込みました。彼らは仲間とドラムを使って連絡を取り、スペイン語、英語、フランス語、ポルトガル語の混ざった独自の言語を考案、会話は後ろを向きで行うなど特別な風習をあみ出しました。部落では日常的に集会が開かれ、音楽と踊りで、白人に対する憎しみや恨みを笑い飛ばし、心の救済を求めました。音楽は彼らのルーツへのノスタルジーでもありました。このような文化はロス・コンゴスと言われています。
女性はボンボンの付いた上着に折り返しひだの多いスカート、髪はカラフルな花などで飾りました。
男性は彼らの主人をあざ笑うようにワイシャツを裏返しに着て、鳥の羽や貝殻或いはリボンで飾ったヤシの実の繊維で編んだ帽子、顔には墨を塗って真っ黒にしました。

現在でも伝統の衣装としてイベントなどで見ることが出来ます。コロンの港では着飾った少女たちがLos Congosの衣装で、港についた観光客を歓迎してくれます。