Telipogon属のランは、Epidendroideae亜科Cymbidieae連 Oncidiinae亜連に属しています。
この属は Ornithocephalusに近い仲間で、200種以上が知られています。
偽球形を持たず、小型の着生ランです。花の中心部は小型のハエの体の一部のように毛羽立って、特定の種の雄を誘引し、花粉を運ばせて、交配しています。
このランは高冷地の雲霧林でないと見ることができません。いずれの写真もCerro PuntaにあるMaduro氏のラン園で撮影した。
主にコスタリカからペルーの高山に見られます。 コロンビアを中心としたアンデス山脈の冷涼な雲霧林に特に多く分布しています。
パナマにある種： いずれの写真もCerro PuntaにあるMaduro氏のラン園で撮影した。
Telipogon biolleyi：コスタリカ、パナマの高冷地の雲霧林に分布する。
Telipogon butcheri：パナマのチリキ県に標高1500ｍ付近に分布する。
Telipogon caulense：パナマの標高2000ｍあたりに分布。
