COSPA パナマ野生蘭保護活動

千葉大学とパナマ大学の取り組み

千葉大学とパナマ大学の取り組み
今後の計画に期待!

 千葉大学は2013年以来、パナマ共和国と野菜の植物工場による栽培などバイオ
テクノロジーを活用した技術協力に取り組んできました。パナマで開催された植
物工場シンポジウムへの参加、パナマ科学技術振興会会長の千葉大学視察などの
実績を積み上げた結果、2015年には文科省公募事業「大学の世界展開力強化
事業~中南米地域~」に千葉大学のプログラムが採択され、パナマ大学及びパ
ナマ工科大学と大学間交流協定を締結しました。以降研究者・学生が積極的に
交流を続けています。
 本プロジェクトの推進には駐日ディアス大使の仲立ちが大きな力になりまし
た。本年度もパナマ大学及びパナマ工科大学の研修生6名と教官2名が来日し、
千葉大学における研修や各地の野菜工場における研鑽を積み、3月6日に千葉大
学柏の葉キャンパスにおいて最終報告会が開催されました。 
 
 千葉大学とパナマ大学は今後、絶滅が危惧されるパナマの野生ランの保全にも
この技術を活用することを計画しているそうです。