Dressleria属のランは Epidendroideae亜科, Cymbidieae連, Catasetinae亜連に属しています。Dressleria属と言う属名はDresslerellaとよく似ていますが、分類学的には全く別な仲間で、1975年以前はCatasetum属に分類されていました。しかし、Catasetumとは異なり常緑で長い花茎を持つ点などから新たにDressleria属が創設されました。
7種が中米ニカラグアから南米エクアドル、ヴェネズエラまでに分布しています。
パナマには3種(Dressleria allenii、Dressleria kerryae、Dressleria severiana)が分布しています。エルバジェ周辺では5月ごろに開花します。
Dressleria kerryae
パナマ県から東側及びコロンビアの太平洋岸に分布します。パナマでは5月ごろに開花します。
Dressleria severiana
パナマの固有種で、エルバジェでは5月ごろに開花します。