COSPA パナマ野生蘭保護活動

Spathoglottis属

   Spathoglottis属のランは、Epidendroideae亜科 CollabieaeCollabiinae亜連に属しています。
   Collabieae連は系統発生学的にユーラシア大陸を起源とするランで、着生ランから地生ランへと進化したとされています。

   本属は50種ほどが 中国南部からフィリピン、マレーシア、インドネシア、ニューギニア等の広い地域に分布する地生ランです。また、ハワイやフロリダ、カリブ諸国などに近年侵入植物として植生を広げています。パナマにもSpathoglottis plicata が広く分布しています。

   パナマにある種

Spathoglottis plicata
   ヒマラヤから東南アジア、ニューギニア、太平洋諸島、オーストラリアなどに広く分布している種で、更にハワイやパナマを含むカリブ諸国でも侵入植物としてみられる。花の色には変異が多い。