COSPA パナマ野生蘭保護活動

新会計システム「INCENTIVO!」完成

今回のボランティア要請内容の一つに、去年作った売上計算用プログラムが使えないため、作り変えるというのがありました。なので、村落開発普及員という職種でありながら、実質コンピュータ技術のような内容の仕事をしているのですが、ようやく、そのプログラムが完成しました。といっても、まだ、直すところがたくさんありますが、とりあえず、リリースして、使ってもらっています。問題が出たら、そのつど直していき、私の任期中(あと3ヶ月半)には、将来に渡って使い続けられるシステムにしたいと思っています。
新会計システム「¡INCENTIVO!」の操作端末
上の写真に写っているPCが、新会計システムの端末兼サーバーです。
ここエルバジェでは、首都と違い、頻繁に停電があります。停電すると半日以上復旧しないこともあります。ひどいときは、朝から停電し、業後に復旧ということもあります。
そこで、端末兼サーバー用PCとして、安価かつバッテリー持続時間の長い、東芝のNB200を新たに調達。(これには予算が確保できなかったため、西村さんのご好意で、460ドルご寄付いただき、買ってもらいました。私は貧乏なので、PCまでは買えませんが、バーコードリーダーを中古品で寄付させていただきました。)
さらに、念のため、AVR(自動電圧安定器)機能つきUPS(無停電電源装置)を、今回のAPROVACA安定運営のためのプロジェクトで調達の予定です。
今回のシステム再構築の目的は、仕事の負荷が集中しているラウラ会長の作業負担を軽くすることと、会計の間違いを減らすこと。そして、なおかつ、操作を簡単にすることです。
これまで、会計や来園者の統計(国別、曜日別、月別、etc.)は、紙に手書きで記録した数字をラウラさんが一人で集計していました。ラウラさんは、他に仕事があるにもかかわらず、無報酬でほぼ毎日センターを訪れ、仕事をし、時には夜遅くまで残ったり、家に持ち帰って仕事をしていました。
他の会員は、気楽に考えていて、まず、ほぼ毎回遅刻する会員が大半で、記録をサボったり、記録しても、字が汚くて、後から読めないということがよくありました。また、ときどき、勘定も間違っていました。
そのようなことをなくすため、今回のシステム再構築では、昨年開発の売上管理機能だけでなく、コストも含め、全てのお金の出入りを管理すると同時に、来園者の統計データや、会員らの出勤管理機能も守備範囲に入れ、お金とデータをトータルに管理するシステムにしました。しかも、コンピュータのキーボードなど触ったことが無い会員のことを考え、間違い防止のためにも、ほぼ全ての操作をバーコードによるものとしました。
商品には、あらかじめバーコード入り値札を貼り付けておきます。
値札を貼り付けられない商品やサービスには、別途バーコード入り価格表を用意しました。
その他、出勤・退出や、全ての出納業務について専用のバーコードリストを用意しました。
会員たちには、バーコードIDの印刷された会員証を配布し、それを、首から紐でぶら下げてもらいます。日本でも、都会のオフィスによくある風景ですよね。
新システムで使う Carnet (会員証、作業者証、ボランティア証)
会計・統計情報の入力は、すべて、この会員証のバーコードをバーコードリーダーで読み取るところから始まります。
会員IDを読み込んだら、今度は、商品やサービス、出納、勤怠管理のバーコードを読み取ります。入場料の場合は、さらに国コード表から国を選択し、国コードを読み取ります。立替払いの場合は、どこの店で何にいくら払ったかを、これだけはキーボードで入力します。(残念ながら、これはバーコードでは無理。)
全ての商品、サービスには、価格データが登録されており、最後に「FIN」のバーコードを読むと、合計金額が計算され、領収書が出ます。(コンビニと同じです。)
会員には、領収書で金額を確認してもらい、その金額を客に請求します。特に、入場料については、これまで作っていた入場券もいらなくなりました。この領収書が入場券代わりです。
1日の最後は、退出記録のバーコードを読ませ、最後に日報作成です。
日報は、毎日手書きで苦労していましたが、これからは、ワンタッチ。(実際にはツータッチですが。)
自動で集計された日報が印刷されます。あとは、そこに書いてある金額と手元の金額が合致しているか確認するだけです。これで間違いも減るかなあ。。。と期待しています。
もちろん、最終的には、月報をラウラさんが作るわけですが、これも、今回のシステムで、自動集計。ワンタッチで月報が出ます。ラウラさんの喜ぶ顔が早く見たいです。
そして、なんと言っても今回会員たちが待っていた目玉は、会員にやる気を起こさせる、売上に対するインセンティブを与えること。各商品、サービス別に設定したインセンティブ率に応じて、各会員のインセンティブ(売上報酬)を自動計算してくれます。
翌月には、前月分のインセンティブを集計したインセンティブ月報を出力。それを元に、会員にインセンティブを払います。
で、新システムの名前を命名しました。その名も「¡INCENTIVO!」。そのまんま。
普通、こういうシステム名って、何かの略なのですが、うまいこじつけを考えていません。
Inteligencia de Cuenta en Tecnologia Integrada por Voluntario
ちょっと苦しいか。。。

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